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修験の歴史と地底の滝が出会う場所。「不動窟鍾乳洞」と秋を告げる「戸閉式」

奈良県川上村の静かな山間に佇む「不動窟鍾乳洞」。
ここは古くから、吉野の自然とともに歩む修験者(山伏)たちが修行を行った「裏行場」として大切に受け継がれてきた場所です。

修験の節目を告げる伝統行事「戸閉式」

毎年9月23日、修験道の聖地である山上ヶ岳の戸閉式と同日に、この鍾乳洞でも伝統の「戸閉式」が行われます。 これは、春5月3日の戸開式から始まった大峯山の修験シーズンが終わりを迎える節目に、自然への感謝を込めて洞窟入口の不動尊前で執り行われる儀式です。

この行事を主体となって執り行っているのは、地元・柏木観光協会の皆さん。かつて修験者たちが厳しい自然と向き合ってきた歴史の舞台を、地域の手で今なお大切に守り伝えています。

※「戸閉式」後も入洞可能です! 「戸閉式」という名称ですが、式典中も冬の間も変わらず鍾乳洞内へお入りいただけます。年間を通して季節を問わず安心して足をお運びください(喫茶ホラ!あな にて受付)。

地域に愛されてきた、活気あふれる記憶

戸閉式は、昔から地域の人々が集う大切なお祭りでもありました。

かつて柏木地区がより賑わっていた数十年前。式典の祭壇には溢れんばかりのお供え物が並び、立派な鯛もたくさん納められていたそうです。儀式が無事に終わると、参列していた地元のお父さんがその場で手際よく鯛を捌き、みんなで賑やかに宴会を開いた――そんな微笑ましくも活気に満ちた思い出話も聞かせてもらいました。

厳しい修験の歴史と、地域の人々の温かい想いが重なっていることも、この場所の大きな魅力です。

暗闇の奥に響く迫力、「不動の滝」へ

洞窟の内部へ足を踏み入れると、そこは年間を通して約13℃前後に保たれた不思議な別世界。夏はひんやり涼しく、冬は外気よりも暖かく感じられます。

奥へと歩を進めると   水音が聞こえてきます。洞内の奥深くでダイナミックに流れる「不動の滝」です。

地底の静寂の中に流れるダイナミックな滝の姿は、日常を忘れさせてくれる圧倒的な存在感があります。

吉野ドライブの目的地に、歴史の浪漫と地底探検気分を味わえる不動窟鍾乳洞へ出かけてみませんか?

 

【インフォメーション欄】

 不動窟鍾乳洞

  • 住所:奈良県吉野郡川上村柏木351

  • 見学受付:喫茶ホラ!あな にて入洞手続き(入洞料:大人600円 / 小人300円)

  • 営業時間:10:00〜17:00

  • 定休日:月曜日・火曜日(※12月〜2月は土日祝のみ営業)

  • 電話番号:0746-47-2388

  • 特記事項:臨時休業あり / ペット入場不可/ 洞内は滑りやすいため、スニーカーなど歩きやすい靴でお越しください。

  • 公式Instagram:https://www.instagram.com/horaana0420/

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