日時 | 2023年7月16日(日) |
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場所 | 匠の聚(たくみのむら) |
日本画の絵の具って何でできているの?
どんな風に描いているの?
匠の聚在住の日本画家・岸上ゆか先生に教えてもらい、
知られざる日本画の世界を体験してみました!
はじめに、どんな材料から日本画の絵の具ができているのかの解説いただきました。
みなさんメモを取ったり興味津々。これから作る絵の具にも期待が膨らみます。
また今回は特別に、数が少なくなっている三千本膠(にかわ)を使わせていただき、
昔からの日本画の絵の具を作っていくという貴重な体験となりました。
まず、粘土質の白い石を乳鉢で細かく砕きます。
水干絵具を選び、色の調合をします。
どんな色になるのか、なかなかイメージが難しかったですが、
みなさん好きな色を選んでいました。
それから、溶けた膠(にかわ)液を入れ、絵の具を完成させます。
岸上先生曰く、日本画は指の感覚も大事にしているとのことで、
この工程では指で絵の具を混ぜていきました。
こうしてできた絵の具で、和紙に描いていきます。
参加者同士で色の交換をしたり、
先生のアドバイスをもらったりして、
思い思いに作品をつくっていきました!
作品ができてから、先生のアトリエにもお邪魔しました。
日本画が描かれている現場を訪ね、その世界を体感いただけたと思います。
ご参加者の声
岩えのぐの作り方を体験できとても感動しました。
初めての体験、しらないことばかりでとても興味深かったです。
日本画についてももっともっと知りたいと思いました。
(大阪府 60代女性)
色作り体験、大変興味深くさせていただきました。
講師先生もていねいに御指導いただき、又、アトリエにもご案内いただき楽しかった。
(大阪府 60代男性)
大変楽しく過ごせました。
是非次回も楽しみにしています。
(天理市 60代男性)
プログラムの様子をまとめた動画はこちら