龍神 高龗大神を祀る 水と雨の 天空の社
丹生川上神社の御祭神は高龗大神で、元官幣大社にして龍神総本宮です。天武天皇の御代 白鳳４年(675)、神宣により奉祀され、平安時代には「二十二社」の一社に数えられました。朝廷の奉幣では祈雨には黒馬、止雨には白馬を奉ることを例とし、後に絵に描いた馬を奉納する風習が普及したため絵馬の発祥と言われています。応仁の乱(1467年)の後は奉幣も途絶え、社地は所在不詳となりましたが、明治以降、神社の社格制度制定による政府の調査の結果、下社（明治4年）、上社（明治29年）、中社（大正11年）の三社が官幣大社として列せられました。また境内地は大滝ダム建設に伴い水没することとなり、平成10年(1998年)3月に現在の地にご遷座しました。
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御祭神の高龗大神（たかおかみのおおかみ）は、水・雨を掌られる大神様で、山の峰に住まう龍神様です。高龗神を御奉祀する神社の数は、全国で本社 約1,300社、境内社 約300社、計1,600社ありますが、丹生川上神社上社はその総本宮となっています。
ご遷座にあたり旧社地の発掘調査を実施し、本殿基壇の直下に数期に渡る遺構が発見されました。奈良時代後半から平安時代前期頃に祭場として意識され、平安末期から鎌倉初頭に社殿が建立、その後造替を繰り返し現代まで奉祭され続けたことが判明しました。古くは縄文時代中期末から後期初め（約4,000年前）の祭祀跡と見られる遺跡も出土しました。
| 定休日 | 年中無休 |
|---|---|
| 営業時間 | 9：00〜16：30 |
| 駐車場 | あり |
| 住所 | 奈良県吉野郡川上村大字迫869-1 |
| 電話番号 | 0746-52-0733 |
| ホームぺージ | https://niu-kamisya.jp/ |
| 特記事項 | FAX：0746-52-0645 |