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井光神社(いかりじんじゃ)

古事記に登場する神様をお祀りする神社

井光神社の御祭神である井氷鹿(いひか)は、古事記や日本書紀に登場します。神武天皇は、日向の高千穂宮から東征で熊野にまわり、八咫烏に導かれて吉野に入り、立て続けに尾の有る国つ神に出会います。「古事記」には【尾のある人、井より出て来たりき。その井に光ありき。ここに「汝は誰ぞ」と問ひたまへば、「あは国つ神、名は井氷鹿(いひか)と謂ふ」と答へ曰しき。こは吉野首(よしののおびと)等の祖なり。 (尾の生えた人が光る井戸から出て来たので、神武天皇が「そなたは誰か」と尋ねると、尾の有る人は「私は国つ神で、名は井氷鹿(いひか)と申します。」と答えました。この者は、吉野の首(おびと)の始祖です)】とあります。

 

PickUp

井光神社には弁天さんがいらっしゃいます。旧暦十月亥の日に弁天さんのお祭りがあり、その頃に亥の子餅(里芋のご飯を炊いて塩味をつけたものをつぶし、餡をまぶしたおはぎのようなもの)を作ってお供えしたそうです。

 

この神社は、春は桜の名所で、10月9日~10日には秋の例祭が行われています。
御神体は13体あり、うち1体は井光神、残る12体は十二社権現であると言われています。
本殿後方に磐座(いわくら)とみられる巨岩が露出し、北北東約1キロの中平の奥宮周辺は禁足地とされ、井光神社の旧社地には現在でも玉垣内で巨岩があります。

 

駐車場 なし
住所 奈良県吉野郡川上村井光349

 

 

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