秋の紅葉も終わりを告げ、川上村にもピンと張り詰めた寒さと清々しい空気が訪れました。
山々が雪化粧を始めるこの季節は、心が洗われるような凛とした美しさに包まれます。
そんな冬の川上村から、この季節だからこそ心ゆくまで楽しめる心温まるスポットをご紹介します。
冬おすすめの情報
午年に訪れたい 馬ゆかりの天空の社 （丹生川上神社上社）
旧官幣大社にして龍神総本宮である、丹生川上神社上社の御祭神は高龗大神（たかおかみのおおかみ）です。平安時代には「二十二社」の一社に数えられました。
朝廷の奉幣に際し、旱魃（かんばつ）による祈雨には黒馬、長雨による止雨には白馬を奉ることを例とし、後に絵に描いた馬を代わりに奉納する風習が普及したため｢絵馬発祥の地｣と言われています。
狛犬ではなく、雌雄の神馬像が御本殿前にあるのは、この習わしに由来するものであり、また競馬の馬主(うまぬし)をはじめ、馬に関するご利益を求める人々からも、篤く崇敬されています。
令和8年は午年、馬に所縁の深い丹生川上神社上社へ参拝に訪れてはいかがでしょうか。
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無色から黄金色へ！秘境の美肌の湯 （入之波温泉 山鳩湯）
吉野川の源流近く、大迫ダム湖畔に佇むのが源泉かけ流しの「入之波温泉 山鳩湯（しおのはおんせん やまばとゆ）」です。
毎分500リットルもの湯が自噴し、時間が経つにつれ無色透明から美しい黄金色に変化します。鉄分豊富な重曹泉は、古い角質を軟化させ「美肌の湯」と呼ばれる極上の泉質。湯の花が浴槽を重厚に彩る様は格別です。
吉野杉の森とダム湖を一望する露天風呂で、秘境の贅沢な開放感をご堪能ください。（日帰り入浴も可能）
食堂では秘伝の味噌で仕立てた鍋料理や釜飯も大人気で、お腹も心も満たされます。
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湖畔の湯と旬の味に癒される宿（奥吉野 湯盛温泉 ホテル杉の湯）
おおたき龍神湖の湖畔に佇む川上村唯一のホテルは、各客室や露天風呂から湖面や山々を一望でき、木のぬくもりあふれる吉野杉のお部屋でくつろげます。
天然岩や高野槇の露天風呂では、源泉かけ流しの湯に浸かりながら四季折々の自然や星空を楽しめます。奈良の名工が手掛ける旬の会席料理も魅力。
日帰り入浴も可能で、癒しの時間を気軽に満喫できます。
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