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柿の葉寿司の里 徳岡康伸さん

長く愛される柿の葉寿司 その美味しさの秘訣は・・・?
(ガイドインタビュー:柿の葉寿司の里かわかみ 徳岡康伸さん)

 

徳岡さん

 

吉野町から一六九号線を南下し、トンネルを抜け、川上村に入ると見えてくるのは緑の看板「草もち・柿の葉すし徳岡」。このお店のご主人である徳岡康伸さんは「柿の葉寿司の里かわかみ」の代表でもあります。

徳岡さんが柿の葉寿司を作り始めたのは今から約二十八年ほど前。当時はお店もなく、お母さまがイベントの時に売るのに作っていた柿の葉寿司作りを手伝ったのが始まりだったそう。

「昔知り合いに誘われて又兵衛桜が咲くころに、たくさん柿の葉寿司と草もちをもっていっとったんです」と徳岡さん。

又兵衛桜がある宇陀市までは約三○分。桜を見にきたお客様がたくさん柿の葉寿司や草もちを買ってくれたので、商品を運んではすぐ川上村に戻り、出来立ての品をもってまたこの道を何往復もしていたそうです。

しだいにたくさんのご縁があり、村の温泉施設や橿原市にある医大病院などに卸すようになったとか。三年ほど卸業をしたのち、知り合いが今のお店の場所を貸してくれてる話がまとまり、改修をしてお店をオープン。

 

緑がポイントの外観

 

柿の葉寿司は一般的に押して一日たった方が美味しいとされていますが、徳岡さんは昔から家庭で作られてきた味を大切にしつつ、押したてでも美味しく食べられるようにこだわった味付けにアレンジしています。他にも、お店の味がぶれないように、他店舗の柿の葉寿司は食べないようにしていたり、柿の葉を開いたとき、葉っぱの色を楽しんでもらえるよう工夫していたり。徳岡さんのこだわりを感じました。

 

 

柿の葉寿司作り体験で参加者に巻き方を教える

 

「十人全員に美味しいと言ってもらうのは難しいかもしれんけど、一人でも二人でもこの味が好きだと言ってもらえたら嬉しい」と徳岡さん。そこには徳岡さんが作る柿の葉寿司の美味しさの秘訣が隠されているように感じました。

(文=スタッフY)

 

体験プログラム【柿の葉寿司作り体験】の様子

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