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烏川神社

約1100年の歴史を持つ伝統行事の有る神社

別名「十二社神社」と言われる烏川神社には、川上村指定無形文化財に指定されている弓祝式というお祭りがあります。毎年1月9日に男性3名が弓の引き手に選ばれ、運川寺境内から40メートル離れた烏川神社境内の的に矢を放つ悪魔払いの伝統行事で、約1100年の歴史を持ちます。夏には東川地区の夏祭りが行われる場所でもあります。盆踊りの音楽は太鼓と生歌。屋台も地元の人たちの手作りで行われます。昔ながらの温かいお祭りです。

 

PickUp

境内に上る石段の途中には「筏(いかだ)連中」の文字が有ります。この石段は、上は嘉永4年(1851年)筏連中の寄進で、下は昭和12年(1937年)筏夫組合によって作られています。昔の林業では、杉の木を筏に組み、吉野川を流して運んでいたため、危険な作業に関わっていた人々の当時の願いが見て取れます。

 

烏川神社には、9月中旬に行われる千本搗き(せんぼんづき)というお祭りがありました。子どもの成長を願って行われる秋のお祭りで、子どもたちが歌に合わせて、色とりどりの飾りをつけた杉の棒で餅を搗きます。搗きあがったお餅は小さく丸められ、行事の最後に餅撒きされました。このお祭りは江戸時代から平成まで途絶えることなく行われてきました。

 

駐車場 あり
住所 奈良県吉野郡川上村東川字中井794番地

 

 

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