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徳蔵寺

四季折々の姿で魅せる、祥雲山徳蔵禅寺

曹洞宗(禅宗)の寺院で、その歴史は長く1300年にも上ります(現在の建物は文化11年(1814年)上棟)。本尊は釈迦堂に納められている木造釈迦如来坐像(室町時代)で、本堂の木造阿静陀如来坐像(室町時代)と共に村指定文化財に指定されています。また、幾内三庚申のお寺としても知られています。かつて、初庚申には「にじっこうの庚申さん」として親しまれ、近隣や遠くから多くの参拝があったと伝えられています。お寺の境内は四季折々の姿が見られるのも魅力のひとつ。春には見事なしだれ桜が咲きこぼれ、お盆には帰ってきた先祖の魂を再びあの世へと送り出すため「送り火」が行われ、秋のお彼岸には境内一面を紅白の彼岸花が彩り、訪れる人を楽しませてくれます。

 

PickUp

庚申堂には、猿の縫いぐるみ(守り申(さる)・身代わり猿とも、庚申のお遣いとも言われる)が多数納められています。明治時代のものも見られ、昔からの民俗信仰の形態を今に伝えています。
毎年3月には「守り申」を、徳蔵寺の寺族の方から教わって作る体験プログラムも実施しています。

 

毎年3月の最終日曜日には「庚申法要」が行われます。地元では庚申さんと呼ばれ、庚申像と庚申掛軸展が開かれます。「庚申さん」の本尊は、60年目の庚申(かのえさる)の年に開帳する秘仏として伝承されています。境内ではごくまきも行われ、今でも地元の行事として大切に受け継がれています。

 

駐車場 なし
住所 奈良県吉野郡川上村西河649番地

 

 

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