螺鈿発祥の地「奈良」から伝える「モノづくり」
螺鈿(らでん)は、貝の真珠層を使い、漆地や木地などにのせて研ぎ出す装飾技法で奈良・平安時代に盛んになりました。主に漆器や帯などの伝統工芸に用いられます。螺鈿で彩られた作品は見る角度によって輝きが変わり七色に輝くのが特徴です。先生の作品に「光明遍照」と命名された作品があります。阿弥陀仏の光明が、あらゆる世界をくまなく照らすことのように、先生の作品も眩いほどの美しさと、すべての人に光や喜びを与える作品というところからこの名前がつけられました。七色に輝く螺鈿の世界を体感したい方はぜひお声がけください。
PickUp
モノづくりの楽しさ、奥深さを知ってもらいたいと、積極的に螺鈿の体験できる教室を開催しています。気軽に、そして真剣にモノづくりに取り組んでもらいたいと清水先生。螺鈿に限らず、モノをつくった時の感動は一生もの。10年、20年たってもふと思い出す、記憶に残るモノづくりを体験してください。
高校で京都の専門学校に入学し、漆芸の世界に入りました。当時は「漆芸」が何か知らぬまま、「面白そう」という思いだけで飛び込んだそうです。卒業後は漆芸作家の道を選び、作家の先生に弟子入り。厳しい修行のち、独立。創作活動をしていく中で「螺鈿」と出会い、誰も見たことがない、新しい作品を目指し今も楽しみながら制作に取り組んでいます。
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